BETU room R 見えそうで

BETU room R illustration 

べつるーむあーる(イラストレーター / CM 絵 コンテライター)

べつ ルームアール イラストレーション CMコンテライター 

べつるーむあーる イラストレーション プライベートサイト  Japanese Version Only  

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足の裏

べつに足フェチではない。いろいろな所が気になる人なだけである。街を歩く人を見るとき、靴の裏側を見ようとする人はいるだろうか。あれは見えそうで見えない。見えたからといって特になんという事もないのだが、世の中にこんな所に注意を向ける人はいるだろうかなどと考えながら、つい見てしまう事がある。夏の海岸でも、あえて足の裏へ目はいかない。隠そうという意識もなく出していて注意をひかない場所。海岸では他にいっぱい見たいところがあるからしょうがないか・・
 
見えているのに見ない所。
 
絵を描いていると変な所が気になって注意深く観察したくなる。きれいに歩いている人の足の裏はどう見えるか気になるのだ。
 
ちなみに、仕事場にいる私の足の裏はたいてい汚れている。夏場はスリッパを履かないのでなおさらである。なぜ汚れるのか・・それははっきりしている。私はヘビースモーカーで、日に50本は吸う。仕事をしながらスパスパやっていると足もとにたばこの灰が落ちる。やがて床は大きな灰皿状態になってしまう。風呂場に入るとタイルが汚れて、またかと思う。洗ってよく見るとなかなかキレイな足の裏。すべすべして土踏まずもあり整った形状。マメもタコも水虫もない。思うに、たばこの灰は肌を保護する。水虫予防に効きめ有り!(うそつけ)

脳天

私は昔、長髪だった。はんぱな長髪ではない。当時通っていた学校のなかでも一二を争う長い髪をもつ男。喫茶店などでソファーに座りくつろいでしまうと、テーブルの飲み物に手をのばす時、ソファーと背中の間に髪が挟まり首が動かない。(後ろ髪を引かれるとはこのことか)当然飲み物に手が届かず身体はフィックス状態。ラーメンなんぞ食べる時には片手で髪を押さえ、まるでおね~ちゃんである。米軍のお下がりを着てラッパズボンと高下駄(ロンドンブーツ)で街を闊歩していた。ごつい指輪も三つ四つしていた。警官に職務質問された事もあった。(たぶん爆弾チェック)怪しい風体であった事は間違いないのだが・・長髪は就職してもなかなか切れず、さすがに仕事の時に邪魔になりジワジワと短くなっていった。
 
短くなると見えてくるんですな、脳天が。
 
年のせいもあるんだろうが、だんだん肌色に近づいていく(哀しいですな・・)他人に見えても、めったに見ない自分の脳天。あなたの脳天は大丈夫?

化粧

自由な時間が豊富な学生の時、女性の顔ばかり描いた時期があった。下描きでもそうだが、色を塗っていくうち化粧前の顔になる。それに化粧をほどこしていく。おや?この顔がこうなるのね・・といった風に、この作業を繰り返すと女性を見てノーメイクの顔が想像できるようになる。先日テレビで見たあるタレントは素晴らしかった。素顔も放映された訳だが、上手な化粧は私ごときに素顔を見抜かせない。プロである。それにしても、最近の繁華街はお化け顔が増えて困ったものだ。 たのむから、あの一本線眉毛だけはやめてくれ。できれば異国人モードも勘弁してほしい(やまんばと言うらしい)ただのお化けに見えるのだが・・まあ、夏場は涼しくてよしとしようか(流行ものは時間が経てば廃れてしまう)男の化粧も流行りだしたようだ。昔のテレビや雑誌を見るといかにも古い印象になるのは髪形や化粧もおおいに関係している。これから先、男の顔も女同様がらがら変わるのか・・ 私は絶対化粧はしないぞっ。(やめとけ) 

アレルギー

コンテマンは病弱なイメージをもたれているかもしれない。いまにも死にそうな顔で仕事を届けているんだろうか・・よく顔色の事を言われたものだ。実はかなりタフでないともたない仕事なのだが・・
 
私は数年前からアレルギー性鼻炎になり一年中ティッシュが手放せなくなった。仕事中は鼻にティッシュを詰め込んで絵を描いている。ひどい時には両方の穴に突っ込 むのである。客観的に見たい顔ではないな・・そんな時クシャミが出るとティッシュがブッ飛ぶのである。 私としては不可抗力なのだが、まあいろんな所へ飛んで行くのだ。(絵の上に・・とはあえて言わない)長い時間鼻から息が出来ないと脳細胞に悪影響があるようだ。集中力もひらめきもなくなってきている。(ただの老化かな・・)
注意すべきは、たばこである。
ある日、たばこに火を付けようとして鼻のティッシュに燃え移った。あの薄っぺらな紙が燃えるのを想像して欲しい。その勢いは冷静な対処をする余裕を与えなかったのである。急がないとヒゲに燃え移る・・顔が黒焦げだ・・まるでマンガだわ(オイオイ)あわててゴミ袋に捨ててしまった。ゴミ袋はティッシュの山・・!!(げっ)
当然、ゴミ袋はメラメラと燃え出した。何故ゴミ袋を選んだのか?それは習慣になっていたからにほかならない。たとえ燃えていてもその時の私にはティッシュはティッシュだったのだぁ!幸い仕事用の筆洗の水があったので無事消火できたのである。(あわてちゃいけませんな)
もう一つ、コーヒーなどを飲む時、鼻のティッシュがコーヒー漬けになる事がある。これまたすごい勢いで浸透するのでお試しあれ。
ともかく鼻で息をしない。これが現在一番効き目がある。
うちには空気清浄機が何台もあるが、効果は定かでない。目に見えない細菌までとると宣っていたが清浄機を置いたリビングに行くと、きまってくしゃみが出る。 なぜなんだろう・・ 私のアレルゲンは清浄機の出すマイナスイオンか? などと思ってしまう。アレルギーのみなさん、見えないものと上手に付き合うしかないのか・・(じゅるっ)

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それは突然、ふと気づいたのであった。軽いシビレなのだが右手の指先がピリピリと痺れているのだ。疲れもたまっていたので、そのうち治るだろうとたかを括っていたが、何日たっても一向に良くならない。しかたなく湿布薬を小さく切って指に巻き付けてみた。しかし、これも効果がなかった。さすがにだんだん不安になってくる。脳みそか?心臓か?血行か?骨か?肩凝りか?・・この手の事は自己診断しても解決にならない。意を決して近所の病院で診てもらう。
医者「レントゲンを撮ってみましょう」
レントゲン・・私は思いだした。私はレントゲンがわかる、いや感じるのだ。特異体質か気のせいかレントゲンは大変不快になるのだ。じわじわというか、もやもやというか・・何とも言えない感覚が私を襲う。歯医者でもそうであった。「うへ~」と言いたくなるような不快感・・指のレントゲンを撮る・・やっぱり何かが動いてるようだ・・気分が悪い。
結果、指に異常はみつからなかった。
医者は首ではないかとおっしゃる。
こんどは首のレントゲン写真に挑戦。
現像された首のレントゲン写真を見て「おっ!」などと言うのである。
せんせ、結構ビックリすんだけど、と注意したくなりますな。
彼は私に写真を見せながら説明を始めた。通常、首の骨は緩やかなカーブを描いているが、私の場合そのカーブが普通と逆になっていると言うのである。
医者「これは珍しいね」
私を標本にでもしたい雰囲気が醸し出されている。
医者「頚椎のカーブが逆で椎間板に圧力がかかってるようだよ、神経にもくるかもね」
なるほど、理解した。
今までなんの症状もなかったのは肩と首の筋肉で支えていたからなのね。つまり、治療は肩と首を鍛えろって事ね。年をとるとひどいことになる可能性があるようだ。
 
見た目、私の頚椎が逆カーブなどと解らない。
子供の頃から人より長い首だったのは気になっていたが・・まあ、見えない奇形だわな。そんな事を考えながら、ビタミンE大量摂取で回復したのだった。
 
下を向く作業がいかんようだ。
ん!?・・仕事できねーぞっ!

変なもの

私が幼少の頃、小学校4年生であったと思うが・・ある日の放課後、学校の校庭で友達とサッカーをして遊んでいた。何度か遊ぶうちキーパー役がまわってきた。のんびりしたサッカーである。敵方へ攻めに行くとしばらくボールは飛んでこない。そんな時、私の視界の隅っこに違和感を感じたのである。なにげなくそちらを見る。そこには『いとも変な物』があるのだ。それは銀色でキラキラしている。鏡に近い反射率のようだ。 形は真ん丸、月の半分くらいの大きさに見える。その時の気分は「なんだあれ?」がぴったりくるだろう。風船じゃない、ヘリコプター、飛行機、凧の類いでもない・・(空飛ぶパチンコ玉?)何か意志を感じさせる動き方なのだ。実にゆっくりと同じ速度と高さで右へ移動している。
あれがUFOか?
私は正体を見極めたくて、とにかくじっと見つめていた。バカだからまばたきもしない、じきに涙がにじんでくるんですな。『それ』は民家の屋根の後ろ側へ行ったきり出てくる事はなかったのだ。
これが最初の『変な物』体験である。
ユリゲラーがTVでUFOを呼ぶ・・というのををやった事がある。視聴者から「UFOが見えた」などという電話が入りだした頃、私もベランダへ出て空を見上げてみたのである。なんとまあ、あたりまえのようにいるんですな『あれ』が。今度のそれは激しい動きで空を舞っていた。ピョンピョン跳ねたりジグザグに動いたり、ふっと消えたり・・いかにもここにいるぞと言っているようである。いそいで妹を呼び、2人で不思議な光を見ていたのである。
 
訳の解らんことはある。
そんな訳で、私はどんな奇異な話も頭から否定しないように育った。(分析は好き)
人間にはどれ程の事が解るのだろう、どれほどの知識があるのか・・それは正しいのか??
宇宙を含め世の中の何%の事が解るんでっしゃろかいな・・(謙虚な人は好きである)
 

人間の脳も視覚もあてにならない事は知っております

YOSEAGE

寄せて上げて・・最近の若い女性はかなり実践されているようである。谷間なり大きさなりはそれなりに強調されている。まあ、確かにそう見える。しかし、このところ前面突出傾向並びに、中央寄り凹面レンズ効果が顕著な場合を時々目撃するようになった。私と同じような感想をお持ちの方々も少なからずおられると思うのだが・・つまりこうだ。
極端に前に突き出している。
胸が上に持ち上げられ過ぎている。
谷間強調の犠牲になってポッチとポッチの間隔が狭い。
要するにアンバランスに見えるのだ。 へんてこぴーなのだ。
顔でいえば、いろんなパーツが真ん中に寄っているのだ。
その方々は「上手にできたわ」の如き意識のためか堂々と歩かれる。目立つのである、アンバランスが。イリュージョンと呼ばれた方もいた。確かにまやかしに近い。もともと豊かで谷間も自然にできる方以外、無茶をしてはいかんのだ。なんたって、よせあげ器具を外したとたんに現実に引き戻されるのだから。しかも、外される状況は一番肝心な時という事もあるでござろう。イリュージョンから急に現実に引き戻されたひにゃあ興醒め指数大激増ですぞっ。
 
『適度な矯正』
物事には限度があり、肉掻き集めもほどほどにされると美しく見えるのでは?
昔から美しいといわれるバランスは・・
 

正方形・正三角形が描けると美しいと言われている

m001-00.jpg m001-01.jpgSUKEGAWA-TOKYO 
体形にせよ顔にせよ良きバランス、美しく見えるプロポーションは確かにある。しかし、理想的なプロポーションの人などほとんどいない。変な日本語だが大抵は『アンバランスがとれている』のだ。(なんのこっちゃ)それがその人であり個性ではなかろうか。自然でいいと思うのだよ、私は。全体のバランスが大切なのだ。
ところで、'99夏・山姥女子高生はバランスがとれている。(妖怪として)
あれはピエロに近いと思う、哀愁があるね。
 

そういえば、ト○○プの○○のブラって発売当初は私が描いたっけな

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私って・・
 

それは新しいMacちゃんを買おうとあちこちの店を散策していた時の事だ。渋谷、新宿、秋葉原とまわって決めたるで~と思っていた。渋谷はまあそれなりの値段だが、なんせMacは種類を置いていない。iMacのブレイク前だったし以前からこんなものだったが・・新宿には新しくできた某カメラ屋さんのパソコン館がある。新宿は不慣れでふらふらと歩き回っていたのだが、事件はそんな時起きたのだ。あそこにはいわゆるホームレスの方々が多い。学生の頃、上野公園で見た『パンクな人達』を思いだす。友人達と「俺達も彼らと変わんねーな」「10年後にはここにいるかもな」なんて話をしておった。段ボールの生活ではあるが、彼らは自由人である。当時の私達は、どこかしら共通項があるような気がしていたのだ。あれから何年たっただろうか・・などと考えながら歩いていた。すると突然、その道を極めたような新宿のおじ様に声をかけられたのである。
「よう!元気か?」「いい仕事あるぜっ!」
私は何のことかわからず周りをきょろきょろ見渡してみた。しかし、私の側にそれらしき人はいない。そのおじ様の視線は私に向けられている。「あらっとなんと、私だったのね♪ いい仕事って何?」なんて事は言わないが・・なんだよ。私って仲間に見えるの?とうとう私もなってしまったのね・・ホームレスに。なんとも特別な感慨が押し寄せる・・ついにやったぞっ!!浮浪者ライクで生きていこう!
 
私の格好はいかにも彼等に近かった。ヒゲはぼうぼうだし、髪は今世紀最後の長髪に挑戦しておった。服といえばボロけた革ジャンに、そうは見えないアルマーニのパンツ。間違えても致し方あるまい・・ちょっと最近の景気の話でもしようと思ったのだが、私はMacちゃんを買いに来たのだ。おじ様にノーサンキューの意志を伝え立ち去った。現生で100万からの金を持っていたのに、こんなときにかぎって・・まあ、とてもそうは見えない出で立ちってことなのね。
近所の人達は私の事をどう見ているのだろう。
いい大人がラフな服を着て昼間うろうろするのはそれだけで怪しいかな?何をしているかわからない危ない感じの人だったりするのかしらん・・私の仕事も俗に言うイラストレーターの仲間でしょ。できればイラストレーターに見えないかなぁ~などと思ったのである。
 

私はAppleのファンになったよ  

かりすま?

絶対聞きたくない「カリスマコンテマン」(~_~;)(誰も言わないですな)テレビで『カリスマ』と聞くと、つい笑ってしまう私。やたらと『カリスマ』を連呼し、スマップの新しい番組かと思ってしまう。
 
カリスマ:奇跡を施し予言を行う神賦の資質(広辞苑)
 
随分軽い言葉にしてしまったものだ。センスの悪さに気がつかないのも驚愕すべき点である。あまりウソを言ってはいけません。
カリスマと呼ばれて平気でいるのもたいしたものだが、「屁のようなカリスマ」という受け取り方なのだろうか・・
 
ここ三年間まったく寝ていません。
貴方の一言で完璧なコンテを仕上げます。
資料など必要ありません。
時間はまるでかかりません。
料金はそちらの言い値です。
私の手がけたコンテは全て通ります。(CMになると言う事)
もちろん、資格も持っています。(それは安心)
ここまでできればカリスマでしょう。
考えただけで無茶ですな。つまり、到底存在しえない人でございますね。
 
昼間からテレビを見ていると、何をやってるんだろう・・と思うのである。
 

カリスマ○○と呼ばれる方がカリスマに見えたためしがありませんな。 ('99.9)   

真夜中の私(予告編)

DSC00596.jpgこの店すきなんだわ 
 
 
お酒を呑む店で bowl を片手に何をしているのでしょうか??   

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